金子勝教授 菅政権は「反民主主義の体質を露呈」
立教大学特任教授で慶応大学名誉教授の金子勝氏が15日、ツイッターに投稿。日本学術会議が推薦した新会員候補6人の任命を菅義偉首相が拒否した問題について、菅首相の対応が「反民主主義の体質を露呈させる」と指摘した。
金子教授は「【のべ380団体が反対】」とし、「学術会議の6名任命拒否に関して、日本自然保護協会、日本野鳥の会、世界自然保護基金など自然保護団体、憲法研究者の有志も抗議声明。これだけ多くの団体が反対しても、その声を無視すること自体が反民主主義の体質を露呈させる」と投稿した。
さらに金子教授は別の投稿で「【国会招致が必須】」とし、「野党側は、6人除外したとされる杉田官房副長官の国会招致を要求したが、自民党は否定的。自民党は勝手に日本学術会議のあり方へと、完全な問題のすり替えだ。スガ首相と杉田副長官は6人を任命拒否した理由を国会に説明する義務がある。許してはいけない」と説明を求めた。