れいわ山本太郎代表が大阪でリベンジ演説…大阪都構想告示日は警察から中止命令

 れいわ新選組の山本太郎代表(45)が17日、大阪市のJR大阪駅前で街頭演説を行った。大阪市を廃止し、4つの特別区を設置する「大阪都構想」に反対する山本代表は、11月1日に投開票される住民投票に向け「投票日まで大阪の隅々を回る。ここまで来るか…という大阪のローカルな場所まで回りたい」と、同市内での重点的な“ゲリラ活動”を予告した。

 12日の公示日には、大阪市の繁華街・道頓堀の戎橋で街頭演説に臨んだ山本代表だったが、大阪府警から中止命令を受けた。その日以来となる大阪市での演説に「大阪市が持っている権限や力、お金を府がむしり取る。府によるカツアゲ、ネコババが始まる」と熱弁。都構想で、住民サービスは間違いなく低下すると主張。「ブレーキをかけられるのは大阪市民のあなたしかいない。反対一択。力を貸して欲しい」などと呼びかけた。

 山本代表はたびたび来阪し、都構想反対を訴える理由について「大阪に関係ないやろと言われるが、首を突っ込まないといけない。大阪は日本第2の都市。大阪が都構想や市の廃止によって衰退してしまえば、日本全体が沈んでしまう話になる」と力説し、危機感をあらわにした。

 公示日の街宣場所を戎橋に選んだことについては「大阪が衰退していることを象徴する場所」と説明。“戎橋リベンジ”は考えていないとしたが「づぼらやの前とか…今の大阪の勢いを象徴する場所も選んでいきたい」と、象徴だったフグちょうちんが消えたスポットなどでの出没をにおわせた。

 約1時間の演説では「なぜ大阪市民だけ住民投票をするのか理由を考えて欲しい。大阪市民が損をする可能性がある。マイナスな面があるから、ジャッジしてほしいということ。大阪市民にとってメリットはない」と声量を上げ、集まった支持者から拍手が湧いた。大阪らしく「メロリンQやって!」と、往年の持ちギャグのリクエストも飛んだが「それは有料」と切り返した。

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