亀井静香氏、選択的夫婦別姓は「俺がまともなことを言ったから潰れたんだよ」
亀井静香元議員が19日、TBS系「グッとラック!」の取材に応じ、自身が議員時代から強く反対してきた選択的夫婦別姓について改めて反対の意思を示し、当時議論された選択的夫婦別姓の法案について「俺がつぶしたというんじゃなくて、俺がまともなことを言ったから潰れたんだよ」と語った。
番組では「選択的夫婦別姓は導入すべきか?」を議論。その中で、議員時代から選択的夫婦別姓法案に反対し続けてきた亀井氏にインタビュー。亀井氏は15年のインタビューでも「女性が活躍するから夫婦別姓にしろという論理は極めて飛躍。関係ない」と語っていた。
それから5年。亀井氏は改めて法案について「俺が潰したというんじゃなくて、俺がまともなことを言ったから潰れたんだよ」ときっぱり。そして選択的夫婦別姓には「反対です」と考えは変わっていないとした。
その理由について「伝統文化というか、生活文化だね。家の玄関にアパートみたいに夫婦別々の表札をかけなきゃいけない、子供が父ちゃん(の氏)を名乗るか、母ちゃん(の氏)を名乗るか、子供同士で名前が違っちゃう。あえてそんな事をする必要はないよね」とも語っていた。