夜回り先生・水谷氏、東海大野球部の連帯責任は必要「罰じゃない、教育です」
教育評論家の水谷修氏が20日、フジテレビ系「バイキングMORE」で、部員が大麻を使用し、活動停止となった東海大野球部について、連帯責任で部員全員が処分されたことに、大学は「教育の場」であることから今回の処分は「当たり前のこと」と語った。
番組では東海大野球部員の大麻使用で野球部全体が連帯責任で活動停止となったことを議論。水谷氏は連帯責任は必要派として登場した。
水谷氏はスタジオの出演者に今回の処分は「罰だと思う人?」と質問。全員が手を挙げたが「それが根本的に間違い。罰じゃない、教育です。大学は教育機関」とコメント。「こういう事態が起きた以上は、全員で辞退して、皆でどういうことがあったか話し合って、考えて、次のあるべき姿を考えていく。その意味では(今回の処分は)当たり前のこと」と持論を訴えた。
これに坂上忍は「今時、プロになるべくして入った、学生というより選手。教育っていうのは通用する?」と意見。水谷氏は「でも教育の場」と譲らない。
ブラックマヨネーズの小杉竜一が「何も知らずに練習していた生徒にはなんて説明を?」と聞くと、水谷氏は「だって仲間ですから」と言い、自身の教員時代を重ね「こういう事件が起きたら生徒自らが辞退しますと…」言ってきた体験も明かしていた。