伊藤健太郎 台本にないキスを伊藤沙莉にしたら…黒木瞳監督「ルール違反」

 俳優の伊藤健太郎(23)が20日、都内で行われた映画「十二単衣を着た悪魔」(11月6日公開)の完成報告会に登場。監督を務めた女優・黒木瞳(60)の“むちゃぶり指令”で台本にないキスを妻役の伊藤沙莉(26)にし、むっとされたエピソードを明かした。

 フリーターが、ひょんなことから「源氏物語」の世界にタイムスリップする脚本家・内館牧子氏の小説の映画化。電子機器を武器に陰陽師として活躍する主人公を演じた健太郎は、本番前に黒木監督に呼び出され、急きょ演出を受けたという。

 本番でためらっていると「後ろから『いけ!いけ!』と声が聞こえた」と苦笑いの健太郎。監督の指令だと知らなかった沙莉は「アドリブで暴走し始めたと思った」と笑顔で振り返った。

 2人のやりとりを聞いた黒木監督は「女優の身からしたらルール違反なんですよね。私も女優だったら怒ってるかもしれない」とニヤリだった。

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