「鬼滅の刃」カンテレでレギュラー化 特番反響で急きょ編成
カンテレ(関西テレビ)は21日、アニメ「鬼滅の刃」を23日から12月4日までレギュラー放送すると発表した。放送は金曜午後7時(関西ローカル)で、1枠1時間で2話を放映する。
映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が公開後3日間で興行収入46億円を突破するなど、爆発的なヒットを飛ばしている同作。吾峠呼世晴による漫画作品で、人と鬼との切ない物語に鬼気迫る剣戟(けんげき)、時折コミカルに描かれるキャラクターたちが人気を呼び、コミックスの累計発行部数は1億部を突破している。
今月10、17日にフジテレビ系土曜プレミアム枠で2週連続放送し、好評を得たことを受けてのレギュラー化。両日放送された「兄弟の絆」(第1話~第5話)、「那田蜘蛛山編」(第15話~第21話)を除く第6~14話、第22話~第26話がカンテレで放送される。
同局の総合編成部・乾正志部長は「空前の大ブームを巻き起こしている『鬼滅の刃』を編成することになりました。『土曜プレミアム』で2週にわたり放送したところ、視聴者の方々から絶大なご支持をいただきました。そして、お届けできなかった回の放送を望む熱い声が多数寄せられています」と、急きょレギュラー編成したと説明。
23日は第6、7話を放送。第6話では、主人公・炭治郎が鬼殺隊の初任務として、毎夜少女が失踪しているという北西の町に向かう。第7話では、3人に分裂した鬼に追い詰められた炭治郎が、沼へ飛び込むというストーリー。