志村けんさんにテレビグランプリ特別賞 仲本工事が代理で出席「誇りに思う」
新型コロナウイルス感染による肺炎で3月に亡くなったタレントの志村けんさん(享年70)に、「第36回ATP賞テレビグランプリ」特別賞が贈られ、22日に都内で開催された授賞式に、ザ・ドリフターズのメンバー、仲本工事(79)が代理で出席した。
賞を選定するテレビ製作者に対して、志村さんが「夢と希望を与えた」ことでの受賞。志村さんの名前が刻まれたクリスタルトロフィーを、代わりに受け取った仲本は、「やっぱり志村けんというのは偉大。志村がいなかったら、この賞があることさえ私は知らなかった。志村のおかげでいただけ、ドリフにとっても初めてで、誇りに思います」と感慨にふけった。
志村さんの地元・東村山市で、銅像建立の計画が進んでいることに触れて、「銅像もできるみたいで。いかりや(長介)さんはできなかったのに、志村は本当に幸せ者」と天国に思いをはせていた。
また、ドラマ部門最優秀賞に輝いたテレビ東京系「コタキ兄弟と四苦八苦」のキャスト、芳根京子(23)、滝藤賢一(43)、古舘寛治(52)も登壇した。