国民的グループ・嵐が、ソフトバンクの新テレビＣＭ「これからだ」編に出演、デビュー当時と現在の嵐が“初共演”する。

　このＣＭはソフトバンクと嵐がコラボレーションし、「誰も見たことのない世界へ、一緒に。」をテーマに、５Ｇ（第５世代移動通信システム）時代の新しいエンターテインメントの可能性に挑戦するプロジェクトの最新作として、２３日から全国でオンエアされるもの。

　新ＣＭでは１９９９年９月１５日、米ハワイ・ホノルル沖のクルーズ客船で行われた「嵐」のデビュー会見を舞台に、そこで起こった、とある不思議な光景がドラマチックに描かれている。

　会見当日、テレビカメラの前でインタビュアーの質問に応じた後、５人並んで「これからだな…おれたち」、「これからだ」と希望に胸を膨らませている彼らの姿を、また別のクルーズ客船から懐かしそうに眺めていたのは、何と現在の「嵐」のメンバー。

　デビュー当時の自分たちに思いをはせながら、２１年前と同じ晴れやかな表情で「これからだな…おれたちも」、「これからだ」と力強く宣言。希望に胸を膨らませ、未来を見つめる彼らの姿と、「誰も見たことのない世界へ、一緒に。」、「新しい世界へ、初めての５ＧのｉＰｈｏｎｅと。」というメッセージを通じて、新型ｉＰｈｏｎｅの「ｉＰｈｏｎｅ　１２　Ｐｒｏ」と「ｉＰｈｏｎｅ　１２」の魅力を訴求している。

　今回、最先端のデジタル技術を駆使して、デビュー時の自分たちと共演することとなった「嵐」のメンバー。２１年前の姿をＣＧで再現するにあたり、事前に基礎データを取るため、「リファレンス」と呼ばれる顔の表情や動きの撮影を行った。

　それぞれ当時のイメージをつかんでいくため、現場でデビュー会見の映像をチェック。「デビュー会見の時の心境を思い出してください」という監督のリクエストに対して、「あの頃、どんな気持ちであそこにいたんだったっけなぁ」と懐かしい記憶を呼び起こす一方、「この頃の大野さん、だいぶ動いていたんだね（笑）」、「あ、ホントだ！」と、普段の楽屋などでお地蔵さんのように動かないことで知られるリーダーの現在の様子と比較して、メンバー同士、会話を弾ませていたという。

　ＣＭの放映開始に合わせ、２３日からは５Ｇ時代ならではの臨場感あふれる視聴体験を実現するコンテンツ配信サービス「５Ｇ　ＬＡＢ」で嵐のスペシャルコンテンツを公開。ＣＭ楽曲の新曲「Ｐａｒｔｙ　Ｓｔａｒｔｅｒｓ」とオリジナルダンスを視聴できる多視点映像やＶＲ映像など、各アプリをダウンロードすることで、誰でも無料で楽しむことができる。