お笑い芸人のレイザーラモンＲＧが２２日にＴＢＳ・ＭＢＳ系で放送された「プレバト」で、ドラマ「半沢直樹」の伊佐山部長のものまねで登場。伊佐山本人でもある歌舞伎俳優の市川猿之助と共演し「詫びろ」を盛り込んだ俳句で“本家超え”を見事に果たした。

　ＲＧは伊佐山の格好で登場し、１位で特待生に近づくと宣言した猿之助へ「特待生になれなかったら詫びろ、詫びろ、詫びろ～」と半沢の名台詞を真似て猿之助を爆笑させた。

　この日の兼題写真は電車の中でうたた寝する女性。順位が発表されたが、猿之助は惜しくも２位だった。「蚯蚓鳴く　駅舎に停まる　母の車」と詠んだが、夏井いつき先生からは、下五が字余りであることなどを指摘されていた。

　この猿之助の句の上を言ったのがまさかのＲＧ。しかも詠んだ句は「寝見過ごす　野山の錦　まず詫びろ」と、伊佐山部長の代名詞でもある「詫びろ」をねじ込んだ力業の句だった。

　これにはスタジオも大爆笑。ＲＧは「まず詫びろをどこに入れるかから考えました」と、「詫びろ」ありきの句だったと明かし、梅沢富美男も「あんたしか考えられない」と感心しきり。

　夏井先生も「これは特殊なケース」と驚くも「この人は言葉のバランス感覚に富んでいる人ではないか」と感心していた。