みのもんた 免許返納を告白…昨年の講習会で店に突入、アクセルとブレーキも「無茶苦茶に」
タレント・みのもんた(76)が自動車運転免許を返納したことが23日、分かった。25日の読売テレビ「朝からみのもんた」(前6・30)で「返納しました!」と明かしている。
テリー伊藤(70)から「高齢者ドライバーの免許返納問題についてですが…」と質問が届くと、みのは途中で「返納しました!」と挙手。昨年の誕生日の免許更新の際、受講した高齢者向け講習会で「あ、僕の運動神経ももうここまでだな、事故を起こしちゃいけないな」と決意したという。
講習会では、みんなで信号の色に合わせ、アクセルとブレーキを踏み分ける試験をしたが、「足が無茶苦茶になった」という。次の試験では、スーパーマーケット、コンビニのセットが作ってあった。店の入り口の前が歩道になっていて、15センチくらいの段差があり、試験官から段差を乗り上げるよう指示され、「乗り上げたらすぐブレーキを踏まないと突っ込んじゃいますよ」と注意されたが、みのはアクセルを踏み込んだ瞬間、段差を乗り越えてそのまま店に突入してしまったという。
「あ、私はやめるべきだ。あっさりと。いい勉強でした」と潔く自主返納を決めたとした。「あれはね、やっぱりね、とっさの反射神経がはっきり言って鈍いんです。お年を召した方、約半分ぐらいの方は『俺はまだまだ』と言いながら鼻水垂れてるのに気がつかない」と自戒の念をこめて話した。
ズボンのチャックが下がっているのに気がつかない人もいるそうで、「トイレに行って帰ってくると、ここがみんなびちょびちょに濡れている」と例え話も披露しながら、「だから私はさっきトイレに行って濡れたんで、ドライヤーで乾かしたら、メイクさんが飛んできて『そのドライヤーで乾かさないでくれ!』って」とニヤリと笑った。
ちなみに、みのは車好きで「これはよかったと思う車は、下取りに出さずに全部取ってある」とのこと。現在も4台所有し、車検も通しているという。「免許がなくなって寂しいですね。でもときどきハンドル握ったりしますよ。運転席に座ってね。ときどき磨いてあげたりしますよ」と我が子を愛しむような目で語っていた。