お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史（５０）が、今月１０日に３０代の一般女性と結婚していたことを２３日、レギュラーを務めるニッポン放送のラジオ番組「ナインティナインのオールナイトニッポン」（木曜、深夜１・００）の生放送内で発表した。結婚の決め手として、今年４月に同番組内で犯した“失言”で大バッシングを受ける中、親身に支えてくれたことを挙げ、「支えられ婚。“ささ婚”やわ」と自ら命名。番組終了後は取材に応じ、お相手について「とても厳しくて優しい方です」と話した。

　“最後の大物独身芸人”として注目されていた岡村が、極秘の内に電撃入籍していた。番組内で、相方の矢部浩之（４９）に水を向けられた岡村は「ストレートに発表させていただきます。結婚しました」と公表した。

　お相手との関係は「知ってるのは１０年ぐらい。ずっと友達で、付き合ってくださいとは言ってなかった」という。結婚の決め手については「ラジオで失言してしまったこともあったけど、その時もしかっていただいて、支えていただいた。この半年、本当に助けてもらった」と説明した。

　岡村は今年４月、同番組で、新型コロナウイルス感染拡大の影響により「美人さんが風俗嬢やります」などと発言し大バッシングを浴びたが、その際の支えとなってくれたと強調。「何の面白みないけど、支えられ婚。“ささ婚”やわ」と命名した。過去には精神的な不調で５カ月間休養したこともある繊細な岡村だけに、誰よりも自分を理解してくれた新妻への信頼が、ゴールインに結びついた。

　プロポーズについては「車に乗ってて、駐車場で車止まった瞬間に、『こんなところでごめんなさい、結婚して下さい』って言った。『こんなとこで？今？』って言われましたけど」と告白。好きになったポイントを問われると「一緒にご飯食べて、カッコつけなくてええ。あと、すごくよくご飯を食べる方。そういうところも好きやなと」と照れ笑いしながら話した。

　婚姻届は「バレないように、すごい田舎まで行って」と極秘裏に提出。「行ったり帰ったりで、まだ完全に同居しているわけではない」と“半同せい”状態であることも明かした。番組終了後は報道陣の取材に対応。結婚の実感は「まだないんですけど、これからだと思います」としつつ、「僕にはすごく厳しくて優しい方です。普通の方ですけど、素敵な方です」と、新妻への愛をあふれさせていた。