小栗旬 『花男』は「絶対やらない」と拒否反応…姉の「お前じゃない」で出演決意
俳優・小栗旬(37)が24日夜、TBS系で放送された「人生最高レストラン」(土曜、後11・30)に出演。俳優人生を変えるきっかけとなったドラマ「花より男子」について語った。
「花男」は2005年にTBS系で放送され、小栗は花沢類を演じ、幅広い層にブレークするきっかけとなった。
当時、別の映画の撮影中にオファーが届いたが、「渋い路線にいきたい」願望が強く、「僕、どーーしても、少女漫画のこういうキラキラした役やりたくなくて、絶対俺はやらない、って話を散々マネージャーとやりあって」と苦笑した。
母と姉が「花男」の大ファンだったことから、「どう思う?」と聞くと、姉は「あ、(花沢類は)お前じゃない」「絶対ありえない!」と即答。「もうこうなったら、姉ちゃんにこんなこと言われたら、やるっきゃない!」と逆に発奮し、出演を決めたことを明かした。
俺のキャラじゃない…と悩みながらの出演。07年放送のパート2ではクッションを抱いてるシーンがあり、「俺、クッション抱くのか……」と少女漫画チックな設定に、悩みに悩んだことを告白。「こんだけ悩んでるんだから、やってやれ!と思ってやったら、評価していただいたんですよね」と笑った。
「花男」出演をきっかけに、考え方も「変わりました」。「自分の凝り固まった、こんなんやらない、あんなんやらない、ってのはやめようと思いました」とも。「見栄っ張りだし、目立ちたがり屋だったりするんで、その後、街歩いてて『キャー』と言われたのは、マジで気持ちいいな!と思いました」とさわやかな笑顔で語っていた。