半沢・曾根崎役の佃典彦、堺雅人から「差し出がましいことを…」で恐縮しきり
TBS系大人気ドラマ「半沢直樹」で、半沢と対立する審査部の曾根崎を演じた佃典彦が26日、日本テレビ系「スッキリ」で、主演の堺雅人の「非の打ち所がない」というエピソードを明かした。
佃は半沢と敵対する曾根崎次長役。その嫌味な性格や、やり込められた後に大和田と半沢に料亭に呼びたてられ「さあ、さあ、さあ!」と詰め寄られたシーンも印象深い。
その曾根崎が銀行の廊下で半沢を追いかけ「全ては私が悪うございました、と言え!」などと言い放つシーンがあったが、佃は「やってみたら堺さん、姿勢もいいし、スススッて歩かれるから全然ついて行けなくて…」と、堺の歩くスピードが速く、追いつけないという事態に。
「これはダメですってなって、やばいぞと思っていた」ところ、堺が佃のもとへやって来て「ぼくの肩をつかんでもらえますか?そしたらぼく、止まりますから」と演技プランを提案。その通りに演技を変更して無事に撮影が終了したという。
すると堺は「先ほどは、差し出がましいことを言って申し訳ございませんでした」と挨拶に来たといい、佃は恐縮しきり。「いやいやいやと…。非の打ち所がないとは、こういうことを言うんだなと…」と、堺の人柄を絶賛していた。