小沢一郎氏 「貯蓄より消費」の麻生発言に苦言「日々の苦しみに思いが至らないのか」
立憲民主党の小沢一郎衆院議員が28日、公式ツイッターに新規投稿。麻生太郎副総理兼財務大臣が27日の閣議後の会見で、コロナ禍における現金10万円の一律給付では貯蓄に回す人もいたとして「貯蓄から消費に向かうことが大事」という認識を示したというNHKニュースを引用し、「コロナ後の日々の苦しみ…そうしたことに全く思いがいたらないのか」と、厳しい庶民生活への想像力の欠如を指摘した。
「貯蓄より消費」を掲げた麻生発言に対し、小沢氏は「まだ、こんなことを言っている」と問題視した。
同氏は「効果があまり無かったと今更これだけ文句を並べるなら、そもそもなぜやったのか?いくらかかったと思っているのか?人々の生活やコロナ後の日々の苦しみや先行き不安や自殺者の増加や…そうしたことに全く思いがいたらないのか?」と問題提起し、「考えられない」と苦言を呈した。