【The LDH Times】澤本夏輝 連ドラ初出演奮闘、主題歌は若々しさ表現
FANTASTICS・澤本夏輝(26)がグループとしての初主演作となる日本テレビ「マネキン・ナイト・フィーバー」(木曜、深夜0・59)で、連続ドラマデビューを果たした。演技経験は少ないが、メンバー全員での出演に心強さを感じて、アドバイスも参考に奮闘。主題歌である新曲「High Fever」(11月11日発売)と合わせて、FANTASTICS流エンターテインメントを届けている。
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-「マネキン・ナイト・フィーバー」で連ドラ初出演。撮影現場で感じたことは。
「最初は不安というか、演技がほぼ未経験でちゃんとできるか心配でしたが、メンバーと何回もリハーサルして、台本を読んで、かまないように練習し、不安を取り除きました。いざ現場に入ってみると、水野(美紀)さんの迫力がすごすぎて、自分のセリフも負けないように発さないといけないなという、緊張がありました」
-メンバー全員での出演で助けられる部分も多かったのでは。
「メンバーがいることで、水野さんの迫力に対しても大丈夫だと、安心感を持てることができました。1人ならヤバかったです(笑)」
-演技経験は昨年のホールツアーの演劇パートのみ。役者業を多数こなす佐藤大樹さんからのアドバイスは。
「大樹君がよく言ってくれたのは、滑舌や発音の仕方ですね。テンションや、前の人がセリフを言ってからの間とか。メンバーとはキャラクターをしっかり立たせようと話しました。普段の自分を出し過ぎるより、それぞれ特徴的な役名があるので。『誰かがセリフを言ってるときの、後ろのメンバーの表情も大事だから』と大樹君は言ってくださってたし、意識の持ち方を足並みそろえてやりました」
-エンディングで渋谷の街並みをバックに披露している、主題歌「High Fever」については。
「静かなセンター街で、午前4時ぐらいに朝日が出るまでに撮りきろうと、ゴミ収集車が通ってる中で撮りました。この曲は、80’sシンセポップというのがベース。イントロがかかったらどこか懐かしい曲調ですが、現代の若い子ものれるような曲になってます。歌詞はエネルギッシュで生命力にあふれていて。80年代がありつつ、今のFANTASTICSらしさ、力強さ、若々しさも表現され、ドラマのテーマにも合っていて」
-MVの仕上がりは。
「セットに昔ながらの家具があったり、ドラマで着ていた世界さんの衣装が置いてあったり。ポップ感と80年代がいい感じにマッチしていて。キレキレにそろえているパフォーマンスだったり。1人1人の世界観がある部屋というテーマがあって、それをマルチ画面にして面白い見せ方をしています。1回では見切れず、何回見ても発見があると思います」
-今月30日にはJr.EXILEでのLIVE×ONLINEが控えてますが。
「コロナ禍でも配信ライブをやらせていただけるのは、皆さんの応援があってのことなので、感謝の気持ちでいっぱいです。だからこそ1回1回にかける思いも違いますし、この1日のためだけのセットリスト、演出を考えて、そこは普段より時間をかけるくらいで。今回はFANTASTICSだけではなく、THE RAMPAGEとBALLISTIK BOYZの3グループで作り上げますが、ハロウィーンだからこそ楽しめる演出とか、普段と違うワクワクがあると思います。グループの垣根を越えた仲の良さも見どころです」
-コロナ禍を経て考え方に変化は。
「FANTASTICSのパフォーマーとして、ライブで見せるのが本業だったのが、何もできなくなってしまって。CLの生配信だったり、どれだけ生の自分たちを届けられるかをひたすら考えて、皆さんとの距離を大切にしてます」
-観客を入れてのライブは来年になりそうですが。
「僕たち、本当は今年春から夏にかけて初のアリーナツアーをやらせていただくことになってましたが、この状況でできなくなり、今はLIVE×ONLINEでエンターテインメントを届けてます。生でライブができるようになったら、2020年に会えなかった分、がっつりとエンターテインメントで幸せにできればいいなと思ってます」