ＮＨＫの近江友里恵アナウンサーが３０日、同局「あさイチ」の朝ドラ受けで、「エール」の久志の熱唱に涙した。

　この日の「エール」では、「栄冠は君に輝く」の楽譜をいったんは受け取った久志（山崎育三郎）だが、「こんな希望にあふれた歌は歌えない」と断ってしまう。これに裕一（窪田正孝）は久志を甲子園に連れ出し、「僕たちも未来ある若者に一緒にエールを送ろうよ」「君なら歌える」「お前じゃなきゃダメなんだよ」と涙ながらに訴え、久志はグラウンドで「栄冠は－」と歌い上げる。

　直後の「あさイチ」では、山崎がゲスト。冒頭に登場し自己紹介すると華丸大吉、近江アナから自然と拍手がわき起こった。華丸も「いいドラマ」「めちゃくちゃ出たセロトニンが」と感激。大吉も「久志が戻ってきた」と喜んだ。

　そして近江アナは目に涙をいっぱいにため「本番前にこれを見るのは辛い…」と泣かずに見る事はできないとの思いを訴えた。

　大吉は「今年は夏も春も甲子園がなくて…」というと、山崎は「中止って決定した直後ぐらい（の撮影）だったので、役を超えたいろんなものを感じて、甲子園球児の思いを感じ、みんなにエールをと…」と高校球児たちへの思いを背負って歌ったと明かしていた。