コロナ禍での東京国際映画祭開幕 役所広司、開催の意義訴える
第33回東京国際映画祭が10月31日、開幕した。都内で行われたオープニングセレモニーには「フード・ラック! 食運」の土屋太鳳(25)や「十万分の一」の平祐奈(21)らがドレスアップして登場し、美の競演となった。最終日9日にTOKYOプレミア2020部門の32本から来場者の投票による観客賞を決定する。
世界的に映画祭がコロナの余波を受ける中で今年も開催にこぎ着け、アンバサダーの役所広司(64)は「コロナ禍での開催は今後にいかされるんじゃないか」とうなずいた。
オープニング作品「アンダードッグ」(11月27日公開)の北村匠海(22)は初のプロボクサー役のため、1年かけて役作り。家でもシャドーを繰り返し「リングに上がれる機会を逃すまいと食らいついていきました」と振り返った。