橋下徹氏 都構想否決確実に「次は吉村世代」「3回目はない」
元大阪市長で、弁護士の橋下徹氏が1日、フジテレビで放送された「Mr・サンデー」に出演。大阪都構想の是非を問う住民投票が1日、投開票され、反対多数が確実となったことを受け、「これは市民(住民)のみなさんの判断ですから」とコメントした。
大阪市選挙管理委員会によると、有権者は約220万人で、投票率は62・35%だった。「大阪市存続」が選ばれた2015年の前回投票は66・83%で、4・48ポイント下回った。
橋下氏は、MCの宮根誠司から「3回目(の住民投票)は?」と聞かれると、「松井さん(松井大阪市長)も言ってますけども、もうないと思いますよ」ときっぱり。松井市長は住民投票で否決されれば、23年4月の任期まで務めた後に「政界を引退する」と辞任を表明していた。
その上で「次、吉村(吉村洋文知事)さん、『維新の会』吉村世代で府と市という枠組みを前提によりいい大阪を進めていくという方針に切り替えるんでしょうね」と話した。