橋下氏 都構想の若者反対票増に「今のままでいいと…ある意味成功」

 元大阪市長で大阪都構想の生みの親でもある弁護士の橋下徹氏が2日、TBS系「グッとラック!」で、都構想が2度目の敗北となったことに、若い世代の意見が反映されているとするなら「ぼくは納得」と語った。

 橋下氏は今回の結果について「20代、前回より賛成票が落ちている、反対票が増えている」と指摘し「ぼくの時は若い世代が圧倒的に変化を求めていた。府と市の対立解消してほしいという声が多かったが…」と若い世代の都構想に対しての思いの変化があったという。

 大阪都構想案が出て10年、「二重行政解消しながら、実は若い世代が『今のままでいいやんか』と思ってしまった。これがある意味ジレンマというか…」と振り返り「若い世代がこのままでいいやんか、と思ったというのは、ある意味政治としては成功したのかなと納得しています」とも語った。

 さらに「10年間、維新の政治をやって、若い世代がそれでいいと言ってくれたなら、普通は若い世代は希望がもてず、高齢者のことばっかり聞く政治を変えてくれという声になるはずなのに、20代の人が今のままでいいと言っているのなら、負け惜しみかもしれないが、府知事になって10年間、こういう大阪にしたかったということで、ぼくは納得しています」とすがすがしい表情を浮かべていた。

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