ＮＨＫは２日、大みそかの「第７１回　ＮＨＫ紅白歌合戦」（後７・３０）の司会者を発表した。白組は俳優の大泉洋（４７）、紅組は女優の二階堂ふみ（２６）が、ともに初となる大役を担う。総合司会はウッチャンナンチャン・内村光良（５６）と桑子真帆アナウンサー（３３）で、内村は４年連続４度目、桑子アナは２年ぶり３度目。

　大泉は１８年から同局の音楽番組「ＳＯＮＧＳ」の責任者に就任。大河ドラマも「龍馬伝」（１０年）、「真田丸」（１６年）に出演し、連続テレビ小説「まれ」（１５年）ではヒロインの父親役を演じた。

　二階堂は現在、連続テレビ小説「エール」で主人公の妻・古山音を好演。大河ドラマも「平清盛」（１２年）、「軍師官兵衛」（１４年）、「西郷どん」（１８年）に出演している。

　今年の紅白のテーマは「今こそ歌おう　みんなでエール」。ＮＨＫは２人の起用理由を説明し、二階堂を今年最も注目された女優の一人で、文筆活動や写真家としても多彩な才能を発揮しているとし、「『エール』では素晴らしい歌唱力も見せていらっしゃいます」と称賛。大泉については、巧みな話術とユーモアセンスに加え「ＳＯＮＧＳ」の責任者であることに触れ「白組の『責任者』のつもりでいただけたら、白組にとって最強の“エール”となるでしょう」とした。