ジャーナリストの池上彰氏が３日、テレビ朝日系「ワイド！スクランブル」に出演し、ドラマ、映画のＳＦシリーズとして世界的な人気を誇る「スター・トレック」の大ファンであることを明かした。

　この日は、同作で宇宙船・ＵＳＳエンタープライズ号の乗組員ヒカル・スールー（ドラマ版第１作「宇宙大作戦」の日本語吹き替え版ではカトー）を演じた米俳優ジョージ・タケイがインタビュー出演。間近に迫った米大統領選のさ中、日系人でゲイでもあるタケイがＳＮＳで極右集団の偏見と戦ったことなどについて語った。

　池上氏は、「ジョージ・タケイっていうだけで、わたしなどは心がウキウキするんです。『スター・トレック』、エンタープライズ号という。（ドラマ、映画で）いくつもバージョンがありますが、最初のところにヒカル・スールーで出てきたんです。操舵（そうだ）手なんです。エンタープライズ号を操縦する仕事をしていたんですね」とやや早口になりながらまくし立てた。さらに「『スター・トレック』のファンのことをトレッキーというんですが、トレッキーとしてはスールーに憧れていたんです」と単なる人物紹介を超えて、興奮気味に語っていた。