山口二郎教授 松井一郎市長に「何様のつもり」…「政治家冥利につきる」発言に
山口二郎法政大学教授がツイッターへの投稿で、松井一郎大阪市長が「大阪都構想」を問う住民投票で否決された際の記者会見で「政治家冥利につきる」と発言したことに「何様のつもり」と疑問を呈した。
松井氏は否決が決まった後の会見で「皆さんが悩みに悩むこと、これだけ大きな問題提起ができたことは政治家冥利につきる」などと心境を語った。
山口氏はこれについて1日に「松井市長が、これだけ市民の頭を悩ませる問題提起ができたのは政治家冥利と発言したのを聞いて、怒り心頭に達する。市民に余計な心配をかけずに幸福な生活を支えるのが政治家の仕事だろうが。何様のつもりだ」と投稿。
2日には「都構想という維新のバカ騒ぎに費やした時間とお金の無駄を厳しく糾弾し続けなければならない。大阪市廃止に反対した市民の多数派、維新の行政運営を支持している。これですべて終わったわけではない」との考えを示した。