ジャーナリストの木村太郎氏が４日、フジテレビ「Ｌｉｖｅ　Ｎｅｗｓ　イット！」に出演。米大統領選の開票が進み、ドナルド・トランプ氏が大方の予想を覆して拮抗状態に持ち込んだことに関して、事前から終始、トランプ氏が勝利すると発言してきた分析などを語った。

　木村氏は、ピッツバーグの地元新聞が、これまで民主党支持だったが、今回はトランプ氏の人柄は批判しながらも、実績を認めてトランプ氏支持を社説に書いていることなどを例示し、米国の状況を説明した。

　メインキャスターの加藤綾子が「太郎さんは、なんでトランプ推しなんですか？」と聞くと、木村氏は「僕は好きでも嫌いでもなくて、そういう情勢を分析するとこれはトランプ勝つだろうなという判断をしただけのことです」と返した。

　木村氏は、世論調査でこの４年間の生活が向上したと答えた人が５６％にのぼり、これは過去最高の数字だとも分析。バイデン氏が最後の討論で、石油産業からの移行に言及したことも挙げ、「あれはペンシルベニアでは非常にきいて、バイデン離れを起こしているだろうと思います」と大票田に与えた影響も分析していた。