新語・流行語、スポーツ関連ワードがノミネートなし コロナ影響で中止、延期が影響か
「2020ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート語30が5日、主催者から発表された。新型コロナ関連のワードが多数ノミネートされた中、スポーツ関連のワードが1語もノミネートされないという珍しい年となった。
これも新型コロナの影響か。毎年必ずといっていいほどノミネートされ、年間大賞も数多く受賞してきたスポーツ関連の用語は今年は1語もノミネートされなかった。
昨年はラグビーワールドカップから「ONE TEAM」が年間大賞。18年はカーリングの「そだねー」が大賞で、サッカーワールドカップロシア大会での「(大迫)半端ないって」がトップテン入り。17年はトップテン入りはなかったものの陸上の「9・98(10秒の壁)」が選考委員特別賞を受賞している。
16年はプロ野球・広島の「神ってる」、15年は「トリプルスリー」が年間大賞、14年はスキージャンプの葛西紀明や中日の山本昌らを称賛する「レジェンド」がトップテン入りしている。
本来ならば今年は東京五輪が開催され、数多くの五輪関連のワードがノミネートされることが予想されたが、新型コロナの影響で延期に。そのほかのスポーツも軒並みコロナの影響を受け、中止や延期となったことが関係していると見られる。