京大卒の落語家 吉村知事の「広域一元化、条例で」に疑問…住民投票ほんま無駄
京大卒の落語家・笑福亭たま(45)が7日までにツイッターに投稿。吉村洋文大阪府知事が6日に、府と市の広域行政の一元化を目指す条例を提出する考えを示したことについて「これなら『都構想研究の100億円とか住民投票』はホンマ無駄でしたわね」とツイートした。
吉村知事は6日のツイートで「広域一元化、条例で明確化 大阪府市が2月議会に提案へ 都構想は否決されて大阪市の存続は決まった。市民の最終判断なので、受け入れる。ただ、賛成と反対の差は1ポイント。約半数は大阪市を廃止、都構想移行に賛成。反対派議員は、賛成派の声も無視せず、尊重して欲しい」と投稿した。
たまは知事の考えについて「これは『広域行政の剥奪』だけで、『基礎自治の強化』はできんでしょ」と疑問視。「もちろん議会で賛同あるなら『どうぞ』ですけど、これなら『都構想研究の100億円とか住民投票』はホンマ無駄でしたわね。そこはもう謝って欲しいわ。(許すんか…ですけど笑)これするなら最初からしとけ。揉めさすなや」と不満を見せた。
続く投稿でたまは「住民投票の民意もクソもないねけど(笑)、議員選出の民意はあるのでね」とし、「さすがに『アホらしい』とは思いますが、今後の動向を注視しとかんとね。次の選挙をどうするかもありますし、はたまた『最終的に完成した条例』がええかもしれんし。松井市長は『大阪市民が悩む』のが好きみたいやし(笑)」と記した。住民投票で否決された会見で松井氏は「政治家冥利に尽きる」と述べていた。
さらに、たまは「全部含めて、政治家やからね。庶民がどう思おうが、本人の意志があるんやろうしね。我々はそれを評価して、声を上げて民意を汲み取ってもらい、選挙で選ぶ。それだけですばい。まだまだ面白いね、大阪」と投稿した。