ダウンタウンの松本人志が８日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演し、コロナ禍でのお笑いの難しさを語った。

　タクシー運転手がマスクを着用していない人を乗車拒否できるという話題の中で、「本当にコロナ早く終わってほしい。収録で（タレント間の）距離取ってるでしょ。ボソッとボケができないんですよ」とコメント。本来得意とする、さりげなく言葉をはさむ手法が取りにくいことを明かした。さらに「ピッチャーで言うと『スローボールが投げられない』みたいで、プログラムが組み立てにくい」とトークの幅が狭まっていると説明し、眉間にしわを寄せた。

　ＭＣの東野幸治が「浜田さんが頭（をたたいて）突っ込む、みたいなのは減りました？」と尋ねると、松本は「浜田はほとんど突っ込んでこないです。だから、突っ込む方の手がだんだん小っちゃくなってきてる。マドレーヌみたいな手になってきてる」。ここでもしっかりとした声でボケて、爆笑を誘っていた。