大接戦となった米大統領選は７日、民主党のジョー・バイデン前副大統領（７７）が当選に必要な選挙人の過半数を獲得し、当選を確実にしたと、米複数メディアが報じた。共和党のドナルド・トランプ大統領（７４）は開票などに不正があったと主張し、敗北を認めていないが、全米の主要都市ではバイデン氏の支持者が喜びの声を上げた。

　仕事のためニューヨークに滞在中のタレント・渡辺直美は、現地の熱狂ぶりをインスタグラムで伝えた。

　バイデン氏勝利の一報が伝わった直後とみられる日本時間８日午前２時ごろ、２４時間で投稿が消えるストーリー機能を使って投稿。レストランのテラス席から撮影した動画で、「ＮＹは街の至る所でずっと拍手と歓声とクラクションが」とメッセージを添えた。熱狂ぶりに驚き、渡辺が「すごい…」とつぶやく声も入っている。

　動画には、プープープーと鳴り響く歓喜のクラクションと雄叫びのような歓声、立ち上がって拍手する人々、アパート（マンション）の中からも鍋など金物を叩く音などが渦巻き、街中が新大統領誕生の喜びに沸いていることが伝わってくる。

　都市部の有権者らに支えられたバイデン氏は、ニューヨーク州で勝利した。