松竹芸能のベテラン漫才コンビ、海原はるか・かなたと酒井くにお・とおるが８日、大阪・心斎橋角座で芸歴５０周年記念公演を行った。ソーシャルディスタンスを守り、客席が７０人に限定される中、２組は２本のネタや５０周年を振り返るクイズコーナーなどで奮闘し、笑わせた。

　相方・海原かなた（７２）の息で毛髪を吹き飛ばされるネタで人気の海原はるか（７２）は、３年後にヌード撮影に再挑戦することを宣言した。故内田裕也さんが“ロック”の６９歳だった２００９年にヌードを披露したことに刺激を受けたはるかは、７０歳だった１８年にプライベートヌードに挑戦。

　この日、当時のふんどし姿の画像を公開すると、「（内田さんの体と）五分五分。（カメラマンと）７５歳でまた撮りましょうと言ってる」と明かした。現在もジムに通い、「今年の目標はベンチプレス４０キロ」と力強く話した。

　また、はるかは公演の最後のあいさつで「舞台人として、芸人として幸せです」と話すと、感極まって涙を見せた。