俳優・佐藤浩市（５９）が９日、都内で主演映画「サイレント・トーキョー」（１２月４日公開）の５都市タワージャック点灯式イベントに、共演の石田ゆり子（５１）、西島秀俊（４９）と登場した。

　東京、札幌、名古屋、京都、福岡の５つの塔が、３人のスイッチでクリスマスカラーに。東京タワーを背景に、佐藤が「不思議な気分。６０年東京に住んでいて、小さい頃から見ている。まさか点灯する日が来るなんて」とニッコリ笑えば、石田も「責任重大だなと思っていたので、無事についてうれしい」と、安どの笑みを浮かべた。

　作品は、クリスマスイブの東京を連続爆破テロが襲うノンストップクライムサスペンス。３人はそれぞれ過去に共演経験があり、今後一緒にやってみたい役柄を問われると、石田は「いつもかわいそうな過去を持っているとか、つらい話に参加することが多いので、めちゃくちゃ笑える明るい物語を。できたら３人がきょうだいっていうのをやってみたい」と提案した。

　佐藤との共演シチュエーションが「毎回、日本の国の命運をかけた話で」という西島は「浩市さんともさりげない日常の…ごはん食べてとか。ゆり子さんさんとも日常の夫婦を」と希望。佐藤も「居酒屋で、となりでしゃべっている、おかみさんがゆり子さんで、２人で恋のさや当てをする…もう、できちゃったじゃないですか！」と、楽しそうにプランを披露していた。