前川喜平氏が持論、日本学術会議に「民間研究者を増やす必要はない」

 元文部科学事務次官の前川喜平氏が10日、ツイッターに新規投稿。論争となっている日本学術会議の在り方について「民間研究者を増やす必要はない」と持論をつづった。

 前川氏は「学術会議の民間研究者を増やす必要はない」と切り出し、「学術の目的は、経済的価値の追求ではなく、学問的価値=真理の追究だ。民間研究者は科学技術イノベーション会議に居れば良い」と指摘した。同氏は「文部科学省に科学技術・学術政策局、科学技術・学術審議会、科学技術・学術政策研究所があるのは、学術と科学技術が別物だからだ」と補足した。

 菅義偉首相は10月30日の参院本会議で日本学術会議について「民間出身者や若手が少なく出身や大学にも偏りが見られる」と答弁。そのことを踏まえ、前川氏は同会議における「民間研究者」の是非について言及したとみられる。

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