菅首相12日にバイデン氏と電話会談へ…信頼関係を構築
菅義偉首相はバイデン氏と初めての電話会談を、日本時間12日午前に実施する方向となった。政府関係者が11日、明らかにした。祝意を直接伝え、日米同盟を強化する重要性を確認。両国が主導する「自由で開かれたインド太平洋」構想の実現や、地球温暖化対策での協力も申し合わせるとみられる。
トランプ大統領は、選挙の「不正」を主張して敗北宣言をしない意向だが、首相は米国の新政権発足を前提に、バイデン氏との信頼関係の構築に踏み出すべきだと判断した。就任後初の訪米や対面会談についても、来年1月20日の大統領就任式以降で適切なタイミングを探る。
菅首相は8日早朝、バイデン氏にツイートで祝意を表明したが、発信した時間は、ジョンソン首相やマクロン大統領らの後だった。