蛭子能収「バス旅」で共演、加藤紀子の名前思い出せず…ヒントで正解に
漫画家でタレントの蛭子能収(73)が12日にテレビ東京系で放送された「主治医が見つかる診療所」に出演し、かつて同局系「バス旅」で共演した女優、加藤紀子(47)と再会したものの名前をすぐに思い出すことができなかった。蛭子は7月9日に放送された同番組で、レビー小大病とアルツハイマー合併症を併発している軽度の認知症と診断されている。
番組では「認知症改善プロジェクト 第3弾 脳を元気にするために蛭子さんにゆかりのある場所で記憶を呼び起こし脳を活性化」との企画で、ゆかりの人物である加藤との再会となった。
番組スタッフが蛭子に、「蛭子さんをよく知っていて、蛭子さんに会いたいという女性を呼んでいる」と説明。加藤が「蛭子さん、久しぶり」と登場した。蛭子は「あ、あれ?ちょっと待って。誰やったっけ?」と当惑。加藤が「何回も会ってるよ」と蛭子の記憶を刺激した。
蛭子が「そのしゃべり方…聞いたことある。名前がどうしても出てこない」と加藤の顔を見ながら困惑の表情。加藤は「バスの旅で一緒に太川さんと行ったことがある」と太川陽介も一緒に出演したと述べた。蛭子は「こんなにきれいなのに」「名前がどうしても出てこない」と困り果てた。
加藤が「ヒントね。加藤…」と話すと、蛭子はすかさず「紀子」と反応。加藤は「あたった!すごい!」と喜んだ。