眞子さま 結婚に向けて「進んでまいりたい」批判受け止め「必要な選択」
宮内庁は13日、秋篠宮家の長女眞子さま(29)と大学時代の同級生小室圭さん(29)との結婚について、2人の思いをまとめたお気持ちを公表した。眞子さまは、結婚は「自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択」とし、結婚への批判も意識しつつ、結婚に向けて「進んでまいりたい」と記された。今年は、延期されている、結婚関連行事の期限となっているが、今後の具体的な日程は示されなかった。
眞子さまが、変わらぬ結婚への意思を文書で示された。
2人の思いを眞子さまがまとめたもので、「私たちは、自分たちの結婚およびその後の生活がどうあるべきかをいま一度考えるとともに、さまざまなことを話し合いながら過ごしてまいりました」と報告。小室さんと話し合いを続けてきたことを明かした。
結婚への批判についても記した。「さまざまな理由からこの結婚について否定的に考えている方がいらっしゃることも承知しております」としたが、「お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在」と表現。結婚は「必要な選択」であり「結婚に向けて、私たちそれぞれが自身の家族とも相談しながら進んでまいりたい」と決意を記した。
ただ、今後の予定については「今の時点で具体的なものを知らせるのは難しい状況」とした。秋篠宮家の側近トップの加地隆治皇嗣職大夫は、コロナ禍により「いろいろな分野に影響が及び、具体的な計画を詰め切れない状況」と説明し「しかるべき次期がくれば説明する」とした。小室家の金銭トラブルについては「小室家の話。話すことは控えたい」と述べるにとどめた。
小室さんは、米ニューヨーク州のロースクールで現地の弁護士資格を得るため勉強中。渡米から2年が過ぎ卒業予定まで残り約6カ月。関係者は「眞子さまとの結婚の意思は強く、2人はネット電話などで連絡を取り合っている」と話す。
宮内庁は、秋篠宮ご夫妻が、眞子さまと小室さんの結婚に、2人の気持ちを尊重されると説明。眞子さまは文書の公表に当たり、天皇、皇后両陛下や上皇ご夫妻にも報告した。
2人の婚約は17年9月に内定。しかし、小室さんの母親の金銭トラブルを指摘する週刊誌報道が相次ぎ、18年2月に結婚関連行事を20年まで延期することが発表された。