さんま、吉本との“亀裂”の原点告白 裁判やってほしかった…

 タレントの明石家さんまが14日夜に放送された、MBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演し、吉本興業との“亀裂”について語った。

 さんまは、霜降り明星のせいやと番組収録で共演。収録中に、せいやが「文春オンライン」で、ビデオ会議システム「Zoom」で下半身を露出したと報じられたことをいじったことを明かした。

 せいやの件では、吉本が文春に訴訟を起こしたことを公表しているが、これについて「裁判にするねんて、吉本側は。納得いかない記事なんで」とやや不満げ。続けて「おれも納得いかない記事、(過去に)山ほどあるんですけど、会社が動いてくれようとしないんですね。ほったらかしなんです」と対応に差があるとした。

 共演の村上ショージは「すぐに笑いに替えてるからね。事件にでけへん」と突っ込んだが、さんまは「裁判にしてほしい時もあった。100%うそやから裁判してほしかったけど、おれの場合、誰も動かないからね」と苦笑いだった。

 状況はダウンタウン以降の芸人辺りから変わってきているそうで「会社が大事にして、何かもめ事あると裁判したり」と説明。過去に、証人として裁判に出て欲しいと吉本から頼まれたことも明かし「なんでおれが出なあかんねん。今までおれにこんなことしてくれたことないやないか、というところから会社と亀裂が始まっていったんですよ」と笑いの隙間に苦言を挟み込んでいた。

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