ＹｏｕＴｕｂｅｒ芸人のフワちゃんが１５日、ＴＢＳ系で放送された「サンデー・ジャポン」に出演し、プレミア商品などを買い占めてネットオークションなどで転売する「転売ヤー」（転売＋バイヤーの造語）に苦言を呈した。

　最近では、１３日に発売されたユニクロとデザイナーのジル・サンダー氏とのコラボ商品、１２日発売のプレイステーション５、「鬼滅の刃」のキャラクターシールがおまけで付いてくる「鬼滅の刃マンチョコ」などが「転売ヤー」のターゲットとなっている。

　フワちゃんは、転売については「ナシ」を選択。新型コロナウイルスの感染拡大が始まった当初に、一部でトイレットペーパーやマスクが買い占められ、転売されていたことを例に出し、「『自分さえよければそれでいい』の最たるもの。全然クリエーティブじゃない」とおかんむりだった。

　一方で、元衆院議員でタレントの杉村太蔵はあえて「アリ」を選択。「資本主義って感じ悪いんですよ」と現実的に語った。さらに「マーケティングだと思うんです。どう考えてもコラボ商品を大量生産できないわけがない。あえて話題を作るっていうことも」とメーカー側の“策略”の結果として転売が起きている可能性を示唆した。