Snow Man SixTONES初紅白 新人2組同時はジャニーズ初
ジャニーズの人気グループ・Snow ManとSixTONESが、大みそかのNHK紅白歌合戦(総合、後7・30)への初出場が内定したことが15日、分かった。きょう16日にも発表される。2グループは1月22日にシングル「D.D./Imitation Rain」で同時CDデビューし、2組合算でミリオンヒットを記録。人気と実力を兼ね備えた“今年の顔”として抜てきされた。ジャニーズで新人の2グループが同時に紅白初出場するのは初となる。
デビューイヤーに、“スノスト”が国民的番組への夢切符をつかみ取った。ジャニーズでは09年に嵐とNYC boysが紅白への同時初出場を果たしているが、デビュー1年目の2グループでの実現は事務所初となる。
文句なしの実績を引っ提げ、ひのき舞台に立つ。今年1月22日に「Snow Man vs SixTONES」名義で発売した両A面デビューシングル「D.D./Imitation Rain」は発売初週でミリオンを突破。アクロバティックなダンススキルを持つSnow-、豊かな歌唱力で圧倒するSix-と、それぞれの魅力を武器にスターダムに駆け上がった。
また、2ndシングル「KISSIN’ MY LIPS /Stories」(Snow Man)、「NAVIGATOR」(SixTONES)もそれぞれオリコン初登場1位を記録するなど、コロナ禍で沈んだ今年、音楽シーンをけん引する存在だった。
10年以上に及ぶ下積みを経てデビューを果たし、苦労人として知られる2グループ。まだデビュー前だった昨年の紅白では、2組はジャニーズJr.を率い、故ジャニー喜多川前社長の追悼企画に出演。楽曲「LET’S GO TO EARTH」「Let’s Go to Tokyo」のパフォーマンスを披露した。
当時、Six-のジェシー(24)は「こいつらすごい、誰?この人たち、と思ってもらえたらうれしい」と初々しく語り、「今度は自分たちの曲で紅白の舞台に立ちたい」と夢を口にしていたが、1年後に、その願いを実現させる形に。本番では、記念すべきデビュー曲の歌唱が予想される。