歌手の近藤真彦（５６）が芸能活動を無期限自粛することが１７日未明、分かった。所属のジャニーズ事務所が発表した。近藤は１２日発売の「週刊文春」で、２５歳年下の女性社長・Ａ子さんとの５年にわたる不倫が報じられており、同事務所が本人に事実確認したところ交際を認めたという。この日、近藤自ら活動自粛の申し入れをし、同事務所が無期限の謹慎処分を決めた。

　近藤は事務所を通じて談話を発表。「家族、関係者の方々、なにより応援してくださっているファンの皆様を裏切ることになり、大変申し訳なく思っております」と不倫関係を認め、謝罪した。

　事務所は公式サイトで「家庭を持つ一社会人による振る舞いとして大変軽率であり、自覚と責任に欠ける行動であったと弊社といたしましては重く受け止めています」と近藤の行動を厳しく受け止めていることを示した。

　文春による報道からこれまで「慎重に検討」し、近藤自身が家族と話し合った結果、近藤が「一連の出来事に対する責任を取り、芸能活動を自粛したい」と申し入れたという。事務所は「弊社としましても、最年長である近藤の処分として当然の結論だと受け入れました」としている。

　今年は歌手デビュー４０周年。これに伴い仕事が多数あったとし、「関係各位には多大なご迷惑をおかけすることになりますが、ご理解いただけますよう、丁寧にご説明申し上げたい」と謝罪と説明を重ねる考えを示した。