羽生九段が退院 病名は無菌性髄膜炎、17日の木村九段との対局で復帰

 日本将棋連盟は16日、発熱のため入院していた羽生善治九段(50)が14日に退院したと発表した。病名は無菌性髄膜炎で、17日に行われる王将戦挑戦者決定リーグの木村一基九段(47)との対局で復帰する。

 無菌性髄膜炎は、頭蓋骨と脳の間にある髄膜に細菌やウイルスなどが感染、炎症を起こし、頭痛や発熱を引き起こす。

 羽生九段は9日夜、38・9度の発熱があった。10日に診察を受けたものの、熱が下がらなかったため11日から入院していた。新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査を受けたが、陰性だった。

 挑戦者の羽生九段が入院したため、第33期竜王戦7番勝負の第4局は予定していた12、13日から26、27日に延期された。

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