中村泰士さん 肝がん公表「音楽人生最終章を完成させたい」…14日にはライブ出演
ちあきなおみ「喝采」など多数のヒット曲を手がけた作曲家で、歌手でもある中村泰士さん(81)が16日、自身のSNSで、肝がんを患い治療中であることを公表した。
中村さんは「どうやらお迎えの足音が近づいたようです。『肝臓癌』だそうです」と告白。10月30日から「新薬の治療」を受けているという。今月14日には大阪市のビルボード大阪で行われたライブでステージ復帰。「勇気を持って最先端治療を受けさせて頂き生きて!音楽人生最終章を完成させたいと願っています」と持ち前の明るさと気力を文章ににじませた。
所属事務所によると、中村さんは9月末ごろ体調不良を訴え、10月初旬に大阪市立大学医学部附属病院で検査を受けたところ肝臓に腫瘍があることが判明し、同中旬に入院。退院後の同月30日から抗がん剤による治療を受けた。転移はなく、経過は良好。今後は治療を受けながら、歌手活動、創作活動を続けていくという。