宇垣美里「メークは私を鼓舞する」明かした“自信の源”大学時代に目覚めコツコツ勉強

 美容への意識について語った宇垣美里(撮影・西岡正)
 美容への意識について語った宇垣美里(撮影・西岡正)
2枚

 フリーアナウンサーの宇垣美里(29)が初の美容本「宇垣美里のコスメ愛 BEAUTY BOOK」(小学館刊)を18日に発売する。メーク術やオススメコスメをくまなく紹介した1冊で、コスメオタクな一面を発揮。大学時代に美容に目覚めたという宇垣は「メークは私を鼓舞するもので、好きな自分になるための手段」と“自信の源”を明かした。局アナ時代を回想しながら、フリー転身から一年半経過した今、考えている事を語った。

 幼い頃からの読書好きが転じ、大学時代までの夢は報道記者。フリー転身後は雑誌の連載など執筆活動にも力を入れてきた。「昔から文章を書く事が得意でした。思っていた形とは違いますが、こうやって自分の本を出せている事は夢がかなっていますね」。手に取る自身初の美容本に笑顔を見せる。

 コスメなど美容への意識が目覚めたのは、大学時代だった。スッピンで入学式に向かった大学1年の宇垣は周囲の華やかさに仰天。「私以外はメークをしていてビックリ。見よう見まねで始めて見たところ、お絵かきみたいで楽しくなってメークが好きになりました」。

 美をなりわいにするメーキャップアーティストや美容師にコツを積極的に“取材”する事はもちろん、華やかな舞台に立つ人々のメークを見てコツコツと勉強した。「東京に出てきて色んな方のメークを見て洗練されていった部分がある」。現在のメークは、飽くなき探究心で形成されたたまものだった。

 19年4月のフリー転身から1年半。局アナ時代との違いについて「帰る場所があった事ですね。何か分からない事があったら、聞いてくれる先輩がいて、守ってくれる先輩がいた。そういう場所がないという事は少しさみしいかなと思います」と本音を語る。

 そんな宇垣を支えている自信の源は“メーク”だ。局アナ時代に意識していた「ニュースの邪魔にならないノイズなしのメーク」とは違い、フリーになってから可能性が広がった。「メークとは私を鼓舞するもので、好きな自分になるための手段。頑張るぞっていうスイッチも入りますし、背筋を伸ばして立てるという気がします」。局アナ時代に見つけ出せなかった新たな“顔”を発見している。

 宇垣と言えば、ぶりっ子、闇キャラなどのイメージが先行。世間の意見にどんな思いを抱いているのか。「メークと同じで色んな見方があって面白いと思います。身近に本当の自分を知ってくれる人がいれば、誰に何を言われても何も思わない」と力強く返答した。

 来年4月に30歳の誕生日を迎えるが、結婚願望は「ないです」と首を振る。「結婚しないと思っていないし、何歳までに○○をしなきゃとは思わない。いくつになっても何をしても良い。今が一番楽しいです」。屈託のない笑顔とともにフリーとしての人生を突き進んでいく。

  ◇  ◇

 ◆宇垣美里(うがき・みさと) 1991年4月16日生まれ。兵庫出身。同志社大学卒業後、14年にTBSにアナウンサーとして入社。数々の番組を経験し、19年3月に同局を退社。同4月よりオスカープロモーションに所属した。趣味は読書と映画鑑賞。今年から犬(トイプードルとチワワのミックス)を飼い始めた。名前は天ぷらの衣に似ているので「てんぷら。今はこの子のえさ代を稼ぐために生きています」。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス