俳優の遠藤憲一が１９日、ＮＨＫ「ごごナマ」で、昨年まで「３年連続で職質」を受けていたことを明かし、船越英一郎らを爆笑させた。

　番組では遠藤に関するエピソードを紹介し、その中で「顔が怖すぎて警察のお世話に」というフリップが出された。

　これに遠藤は「今年はないんですけど、去年まで３年連続で職質（を受けた）」とあっけらかんといい、船越は「甲子園出場みたいに…国民の顔みたいになってるじゃない」と仰天した。

　遠藤は「本当に突如。４年前、新宿に住んでるんですけど、人もいっぱい歩いてて、ウォーキングをしててキャップ深めにかぶって。そしたらパトカーが横を通って」と状況を説明。すると横を通ったパトカーがいきなり止まり、中から警官が出てきて「ちょっと話を聞かせてくれるかな」と職務質問を開始したという。

　遠藤はキャップを取り「一応、俳優なんですけど」と顔を見せたところ、警官は「ああ、ごめんね」と理解。遠藤は「これだけ人がいっぱいいるのになんで？」と聞くと「パトカーを見た目つきがすごかった」と言われ「そっからパトカーをどうみていいか分かんなくなった」と笑った。

　また昨年の職務質問は「警察のイベントをやって感謝状をもらってその２週間後」だったといい、やはり場所は新宿。外国人が職務質問を受けている横を通った際「やられてんなって、ちょっと上から目線で、今日はオレじゃないなって。そしたらトトトと来て『ちょっといいですか？』って」と職務質問開始。

　再び遠藤はキャップを外して自己紹介。「この間、感謝状頂いたから。オレ大丈夫だから」と訴えたという。

　この話にスタジオは爆笑。今年は新型コロナの影響で皆マスクをしていることから職務質問は受けていないというが、過去の職質は「全部、昼。他にも人がいるのに…」とちょっぴり不満げだった。