田中美佐子、兄がアルコール依存症で…山口達也さんを心配「ものすごく怖い病気」
女優の田中美佐子が20日、フジテレビ系「バイキングMORE」で、兄がアルコール依存症で亡くなったことを告白した。
番組では酒を飲んでバイクを運転したとして道交法違反の罪で18日に略式起訴された元TOKIOの山口達也さんの謝罪コメントについて特集。
これに田中は、鎌倉の自宅が山口の自宅と近所で、よく会っていたという縁を明かし、「この事件があったときは本当にびっくりした」と振り返った。
山口さんはアルコール依存症であることを明かし、1年間入院治療をしていたことを告白したが、田中はアルコール依存症について「私は普通の病気よりはるかに重たい病気だと思うので、お酒に弱い人がなりやすい。気づかないうちになっている。脳も侵されていく、萎縮していく、ものすごい怖い病気」と訴えた。
そして「私、兄がそうだったんですね」と突如告白。「すっごい苦しいし大変だった。今年亡くなっちゃった、この病気で」と明かし、「誰かがいないとダメで、自分が病気と分かっていても治らない」と語った。
これに坂上忍は驚き、「聞いていいのかわからないですが、お兄様は治ったんですか?」と質問。田中は「治らないです。どんどんひどくなって、這ってでもお酒を買いに行ったりとか、一緒に住んでる姉もいたが、お金を渡して買ってこいと。でもちょっとかわいそうで買っちゃったとか。すごく気持ちが分かる」ともコメント。
アルコール依存症が治ったように見えるのは「演技でできる」とも語り、「兄もそうでしたが、最近飲めなくなったと。それを何度も信じてしまったという…。でも陰でこっそり飲んで、どんどん悪くなっていたのも気づかない。依存症じゃない人は『飲みたい』という。兄も『飲みたい』と言ったことはなかった。そこまでじゃないと常に言っていたから分からなかった」とも振り返っていた。