中村美律子 瑛人の「香水」を演歌テイストで歌唱「喉カラカラになった」
演歌歌手の中村美律子(70)が21日、東京・新宿文化センターでコンサートを行った。2月11日に開催された群馬・太田市新田文化会館での公演以来、284日ぶりのコンサートとなった。
9カ月半ぶりのステージで「不自然のないようにするのが課題」と3カ月前から週3でジムに通い詰めて肉体改造。「やれるのやろかと不安だったけど、元気ないとあかん。一人のお客さんになっても歌う」という信念でステージに向かった。
この日のコンサートは客席半分以下に制限した600人を動員。ステージでは「あんずの夕陽に染まる街」を初披露したほか、「瞼の母」「河内おとこ節」「酒場ひとり」など全15曲を歌唱した。
新たな挑戦として、今年空前絶後の大ヒットとなった瑛人の「香水」を演歌テイストで熱唱。歌唱を終えた中村は「普段と全然違うから新鮮でした。こんなチャンスないですから」としつつも「忙しい歌やね。今の歌で喉カラカラになりました」と苦笑いを浮かべていた。