片岡孝太郎が感染 21日「親友がコロナに」と注意呼びかけ…出演公演中止に
国立劇場は22日夜、上演中の「11月歌舞伎公演」第二部に出演する片岡孝太郎(52)が新型コロナウイルスの陽性と判明したと発表した。感染を受け、第二部は22日の公演を中止したが、23日以降、25日の千穐楽まで中止することも発表した。
「保健所の実地検査の結果」を踏まえた判断という。この日、楽屋・舞台等の消毒を実施。客席への影響はないことも確認できたため、「第一部につきましては、23日以降も予定どおり上演いたします」とした。
孝太郎はこの日朝、自宅で体温を測ったところ、発熱の症状があり、医療機関を受診。PCR検査を受けたところ、陽性が確認された。
21日朝に投稿したブログでは、「昨晩遅くに名古屋の旧友親友からライン 『コロナ肺炎になって入院した…』と」と記述。21日の第二部公演前には動画を投稿し、「30年来の名古屋の親友がコロナの肺炎になりまして。正直すごく心配しております」「くれぐれも皆さんお気を付けてください」と注意を呼びかけていた。
また、公演後の同日夜には、トレーナーに体をメンテナンスしてもらい、午後9時半すぐにブログを投稿。「ご飯、さぁ何を食べようか…」と夜の街をバックに撮影した写真とともに記していた。
第二部(午後4時半開演)には、人間国宝の父・片岡仁左衛門らが出演していた。