葉加瀬太郎「若いスタッフとかウーバーイーツ…いっぱいいる」 ツアー開催への思い

 ヴァイオリニスト・葉加瀬太郎(52)が22日、日本テレビ系「おしゃれイズム」に出演。コロナ禍の中、コンサートツアーを行う思いなどを語った。

 今年は30周年の記念イヤー。自身初となるフルオーケストラによる全国ツアーを4月から予定していたが、新型コロナウイルスの影響で、来年への延期が決定。それでも、30周年記念アルバム「FRONTIERS」(9月2日発売)をひっさげての9月からのもう一つの全国ツアー「FRONTIERS」は、感染防止対策を行いながら実施している。

 葉加瀬は「どのアーティストも、今やるべきか、迷ってる時期ではあるんです」と自身も迷いながらの決断だったことを告白。

 「みんな…それこそ、若いスタッフとか、UberEatsやってるやつとかいっぱいいるわけですよ。仕事…現場がないから」と仲間たちに思いを馳せ、「でも、今ここでそういうの(コンサートなど)を止めちゃうと、来年、再来年とどんどん、チームの力が弱まっていっちゃうな、と思って」と開催を決意したことを説明した。

 そして、「お客さんも、そんな中でもいっぱい来てくれて。拍手も温かくてさー。毎晩、毎晩、勇気もらってます、本当に。だから僕達も音楽で返したい」と熱い思いを語っていた。

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