渡辺謙、豊川悦司から「生きた化石」と言われ…「絶滅危惧種みたいに」とおどける
俳優・渡辺謙(61)が25日、都内で、テレビ朝日系の主演特別ドラマ「逃亡者」(12月5、6日後9・00)の制作発表に、豊川悦司(58)と登場した。
アメリカで1960年代にテレビシリーズが放送され、1993年にはハリソン・フォード主演で映画化もされた、名作ミステリーの日本版リメイク。妻殺しのえん罪で死刑判決が下されるも、真犯人を探すため逃げ出す外科医・加倉井を渡辺が、加倉井を追い詰める警視・保坂を豊川が、それぞれ演じる。立場が真逆の2人らしく壇上では、渡辺はフォーマル、豊川はカジュアルと、対照的なファッションに身を包んだ。
ハリウッドでも活躍する渡辺は、「オリジナルの持ってる素晴らしさは、本当にうまくすれ違うから、観客がドキドキする。今回は僕や豊川のバックグラウンドだったり、もうちょっと深く感じていただける」と“本場越え”にも自信。豊川には「謙さんから学ぶことが多くて。生きた教科書、生きた化石」とリスペクトされ、「絶滅危惧種みたいに言わないで!!」とおどけてみせた。
また、来年の抱負を漢字一文字で表現。渡辺は『脱』としたためて、「脱コロナをして、みんなで笑い合って、飲むのも食べるのもお芝居も、普通にできる世界を願ってます」と言葉に力を込めた。豊川もコロナ禍で握手ができないことから、『握』としていた。