「鬼滅」声優が収入の実情暴露 単価の高い仕事は…
社会現象となっている人気アニメ「鬼滅の刃」で主人公・竈門炭治郎の声を担当した花江夏樹(29)、炭治郎と行動をともにする剣士・我妻善逸役の下野紘(しもの・ひろ=40)、嘴平伊之助役の松岡禎丞(よしつぐ=34)、炭治郎の妹・禰豆子役の鬼頭明里(26)が、29日、フジテレビ系「ボクらの時代」に出演し、声優の収入の実情を語った。
新型コロナウイルスの感染拡大による仕事の変化の話題となり、下野は「いま、仕事いっぱいあるじゃない。至る所にあるじゃない」と強調。舞台やライブなどは厳しい状況が続いているが、「マイクの前から動かない朗読劇も増えてきたりしてる。そういう新しい形を作っていくのかなと考えると、意外と声優の仕事ってなくならないのではないかな」と分析した。
ただ、年を取っても少年・少女役を演じることのできる声優は、世代交代が進みにくいのも事実。後輩に道を譲るということについては「まぁ、ないよね」と断言した。
ここで松岡は「今だとアプリゲームとかが増えて。しかもアプリゲームって単価が高いんです」と暴露。自身のデビュー当時にはなかったおいしい仕事をうらやんだ。下野も「今の若い子たちって恵まれてるなって思う。売れ出すと急に車に乗り出すし」。“若い子”側の鬼頭は「アニメの本数自体も増えましたもんね」と苦笑いだった。