伊勢谷被告、初公判 大麻は26歳から「アムステルダムで」
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大麻取締法違反(所持)罪に問われた俳優伊勢谷友介被告(44)の初公判が1日、東京地裁(村田千香子裁判官)で行われ、伊勢谷被告は起訴内容を認めた。検察側は懲役1年を求刑した。
伊勢谷被告は黒スーツに黒ネクタイ、黒いマスクの黒ずくめの服で出廷。髪型は両サイドと後ろを刈り上げていた。裁判官に職業を問われると低い声で「俳優」と答えた。一般傍聴35席の抽選に344人が集まった。
大麻は26歳の頃、オランダのアムステルダムで初めて使用したといい、その後も断続的に使用。19年の秋頃から使用を再開したという。海外では医療用に使われており「人を傷つけるものではないと、意識が甘くなった」とも語った。
起訴状によると、9月8日に自宅で乾燥大麻4袋(計約13・17グラム)を所持したとしている。伊勢谷被告は警視庁に現行犯逮捕され、同30日に保釈された。