米山隆一氏、コロナ禍の東京五輪で外国人客を大規模受け入れ策に危機感「余りに無謀」
米山隆一元新潟県知事が2日、ツイッターに新規投稿。政府は来夏の東京五輪・パラリンピックで、アプリで新型コロナウイルス感染対策をしながら、大規模な外国人客を受け入れるという日本経済新聞電子版の記事を引用し危機感を示した。
米山氏は自身のアカウント(@RyuichiYoneyama)で「アプリで感染対策とは言え単なる要請に留まり、GPS機能も利用しないとなれば、その効果はかなり限定的になります」と指摘。「ワクチン接種がいきわたらない段階でこのプランは、余りに無謀でしょう」と苦言を呈した。
その上で、米山氏は「五輪と命は引き換えにできません。政府・自民党は一体何を考えているのかと思います」と疑問を呈した(以上、投稿は2020年12月2日午前10時57分のものより引用)。
報道によると、ワクチン接種は入国時の条件にはしない。さらに交通機関の利用にも制限をかけず、ビザと入場チケット、移動情報の記録を連携させるスマートフォン向けのアプリの導入を促して移動の自由と感染対策の両立を目指すという。