女優の小西桜子（２２）、俳優の中村俊介（４５）、新津ちせ（１０）らが３日、大阪市内で行われたテレビ大阪の新ドラマ「京阪沿線物語～古民家民泊きずな屋へようこそ～」（１月９日スタート、土曜、深夜０・５６、初回のみ１・２６）の記者会見に出席した。

　本作は、大阪～京都を結ぶ京阪電鉄沿線を舞台に、訳あって東京からやってきた小西演じる主人公の井町潤と、民泊「きずな屋」を営む創介（中村）、小学生のこころ（新津）のふれあいを描く人情コメディー。小西は「関西ならではの距離感やコミカルなやりとりが面白いと思いました」と見どころを語った。

　子役の新津は「このドラマを見て、京阪沿線っていいな、『きずなや』に泊まりたいなって思っていただければうれしいです。土曜日の夜に『きずなや』でお待ちしております。京阪沿線物語、ぜひご覧ください。よろしくお願いします」と１０歳にして大人顔負けの“完璧”なコメント。会場からは感嘆の声が漏れ、拍手が響いた。続いてメッセージを求められた中村は「このあとに何をしゃべろう？」と新津のコメントに圧倒されていた。

　中村が新津を「いつも現場をあったかくしてくれる」と語ると、新津は「創ちゃん（中村の役名）は優しい。見かけたら『あー！創ちゃん！』ってぎゅーって抱きつく」と話し、小学生らしい一面も見せた。中村は「とても恥ずかしいです…」とうつむいて照れた。

　新津は映画監督・新海誠氏の娘。「パプリカ」で有名な音楽ユニットＦｏｏｒｉｎのメンバーとして活動するほか、ＮＨＫの昨季朝ドラ「エール」や公開中の映画映画「喜劇　愛妻物語」に出演し子役女優として活躍している。